CREEDOなるにはトークとは?


「〇〇になるには?」をキーワードに、なりたいキャリアを実現した方のリアルな経験談を聞くことができる定期イベントです。働き方が多様になり、キャリアの選択肢も増えている今の時代。しかし、未経験職種や新しいワークスタイルへの転身をかなえる方法はまだまだ不透明です。「自分らしいキャリアを求めて挑戦する人を応援したい!」 そんな思いから、CREEDOなるにはトークは始まりました。あなたの気になる「〇〇になるには?」をYouTube Liveで毎週お届けします!


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#6のテーマは「営業職からのキャリアチェンジを成功させるには?」。

「他職種への転職が難しい」と言われることもある営業職。
スキルが目に見えづらい職種ゆえに、キャリアチェンジのハードルが高く感じられる人も多いのではないでしょうか。

このイベントでは、営業職から未経験職種へのキャリアチェンジに成功したゲスト3名をお迎えし、リアルな転職事情や転職後のキャリアパスをご紹介しました!


ゲスト プロフィール






  • 安立 沙耶佳


    2012年に大学卒業後、株式会社リクルートキャリアに入社し、人材紹介事業部でインターネット業界を担当する営業に従事。
    その後、新規事業室で新規事業の渉外、事業開発を経験。
    現在は株式会社ヌーラボにて、人事として制度設計、評価運用、教育研修、採用、その他クレドづくりなどのプロジェクトを担当する。







  • 加藤 直樹


    新卒で株式会社マクロミルに入社し、営業を3年間経験。
    現在はクリエイティブカンパニーの株式会社ネイキッドにて、toC向けのマーケティング業務に従事。
    そのかたわら、複業として歯科矯正D2Cの株式会社Oh my teethでマーケティングチーム統括、人材系CtoCの株式会社conemaにてマーケティング業務を担当する。







  • 高嶋 麻衣


    新卒で株式会社リクルートに入社し、営業を3年半担当。
    退職後、書く仕事をしたいと考え、株式会社リクルートコミュニケーションズに転職。
    制作ディレクターを7年務めた後、現在は独立し、フリーランスライター、ディレクターとして活動する。





モデレーター プロフィール






  • 藤井 蓮


    社会人でもOB訪問できるキャリアシェアサービス『CREEDO (クリード) 』を運営する株式会社ブルーブレイズ取締役。新卒で株式会社メンバーズに入社しECサイトの構築・運用やSNS運用のWebディレクターを経験。フルタイムで勤めながら副業でブルーブレイズを共同創業し、現在はCREEDOのサービスデザイナー等を務める。








この4人で、パネルディスカッションしていきました!




Q1. なぜ営業職から今の職種に転職した?



安立:新卒では、リクルートキャリアにてインターネット業界の人材紹介の営業を担当していました。営業職はすごく面白かったですし、とてもためになりました。ただ、インターネット業界の課題に対して営業職だけでは解決できないと感じるようになり、より本格的に課題解決に取り組むことができそうな新規事業部署に社内異動しました。その後、今までの経験が活かせそうだったため人事職に転職。初めから人事になりたかったわけではなく、今までのスキルの掛け算で片足ずつピボットして結果的に人事に行き着いた感じです。



加藤:僕は新卒のときからマーケティングをやりたいと思っていたんですが、マーケターを新卒採用している企業が少なく、一部の大手企業だけだったんですよね。マーケター採用ではないかもしれないけれど大手企業に入るか、もしくはマーケティング領域でビジネスをしている会社に入るかの二択で悩みましたが、結果的にマーケティングリサーチ会社のマクロミルに営業職で入社しました。ゆくゆくはマーケターになることを目標にして会社選びをしていたので、営業としての一定スキルが身についたタイミングでマーケターとして働ける会社に転職しました。



高嶋:私の場合、新卒のときはどうやって仕事選びをしていけば良いか分からず、「社会人の必須スキルは営業なのではないか」「営業するならリクルートが良いのではないか」という考えでリクルートに営業職で入りました。そんな形での入社だったので、もともとずっと営業をやる気はなかったです。入社して3年ほど経ち、管理職に進むかどうかの岐路に立ったタイミングで辞めるなら今しかないと思い、退職しました。退職後に東日本大震災があり、改めて自分の長所を活かして人の役に立ちたいなと考えたときに、もともとやりたかったけれど諦めていた制作・編集の仕事をやりたいなと思い、転職活動を始めました。そしてリクルートコミュニケーションズで制作ディレクターになり、今はフリーランスとしてライター、ディレクターをしています。




Q2. 営業職から未経験職種に転職する前にやっておくべきことは?



高嶋:ライターをはじめとした技術職に転職する場合、未経験OKの求人も増えてきましたが、まだまだ職務経験が必須のところが多いです。私が転職した当時もほとんどの求人が3年〜5年の職務経験必須だったので、営業職をやりながらコピーライター養成講座に通い、スキルを磨きました。また、実務経験がない分、作品集をつくって転職活動に備えましたね。



加藤:大前提として、異職種に転職するにしても今の仕事をしっかり頑張っておくことは大切だと思います。不安になりがちな未経験転職でも、前職で成功経験があれば自分に嘘をつかずに堂々とアピールできるので。あとは、本当に未経験職種に転職することが自分にとってベストな選択肢なのかは考えた方が良いです。悔いのないキャリア形成をするために、「今の会社で別の職種に異動する」「職種を変えずに転職する」といった選択肢も含めて検討するステップは大事です。職種を変える転職はあまり歓迎されるものではないので、本当にその選択をすべきなのか?というところは考えておくことをお勧めします。



安立:私の場合は転職活動は一切していなくて、ご縁でヌーラボへの入社が決まったのですが、加藤さんと同じくまずは前職での仕事を全力でやっておいたことが良かったんじゃないかと振り返って思います。また、未経験職種に転職するときはスキルの棚卸しも重要です。「コミュニケーション能力があります」といったふんわりした表現ではなく、営業を経験してきた自分が新しいポジションで具体的にどう貢献できるかまで落とし込むことが大事だと思います。




Q3. どんな方法で転職した?



加藤:未経験なのでとにかく求人の情報収集は死ぬほどやりました(笑)。思いつくかぎりの転職サイト上位10位にまず登録。求人が被らないサイトを5つほど選んで、マーケターに関する全求人に目を通し、ひたすら応募しました。また、この方法が正しいかは分からないですが、転職エージェントに紹介してもらった求人でもエージェントを介さず、自分で直接応募していましたね。エージェントを利用するメリットはスケジュール調整や面接のフォローですが、スケジュール管理は自分でできるのと、直接応募すると企業からも好印象、かつ採用単価もエージェントを介すより安くなるので有利なのではないかと思い、直接応募していました。受ける企業の優先順位は、事業領域、ビジョン、働く環境、待遇、マーケ体制が整っているかどうかの5つの観点を5段階で独自に評価して決めました。総合点の高い企業から順に受けていきました。



高嶋:私はコピーライター養成講座に通うことでスキルを磨くだけでなく情報収集もしていきました。学校自体が転職を支援していたり、他の生徒の方々とも情報交換ができるので。実際の転職活動は、広告専門のエージェントを利用したり、自分で直接企業に応募したりして進めていきましたね。やっぱりほとんどの求人が実務経験必須で、作品集を送って応募していましたが実務経験として評価してもらえず、結果的に未経験可だった2社に内定をいただきました。ただ、作品集を作ること自体もライティングスキルを身に着ける役に立ったと思います。転職エージェントは総合的に求人を扱っている大手エージェントも利用したんですが、「営業の仕事を活かしたほうが良いですよ」と勧められて制作・編集の求人は紹介していただけなかったので、結果的に広告業界専門のエージェントに絞りました。必ずしも大手であれば良いというわけではなく、自分の行きたい領域専門のエージェントに相談してみることもお勧めします。



安立:私はリファラルで転職しました。ヌーラボのことは前職から知っていて、新規事業の営業としてアポをとって訪問したのがきっかけです。その中で人事がまだいなかったヌーラボの採用や組織に関して感じたことを伝えてその日は帰ったんですが、それがご縁で人事職への転職につながりました。そんな形での転職だったので、ヌーラボ1社のみを受けるかたちでした。今考えると、1社のみに対して行う転職活動は、複数の企業を受ける転職よりもむしろラクなんじゃないかなと思います。その会社でやりたいこと・できることだけを考えれば良いので。ただ、人事をやっていてさらに感じたことでもあるんですが、「入社したいです」という思いが強すぎる人はその気持ちが裏目に出てしまう場合があると思います。「会社が好きだから何でもやります!入社させてください」というアピールをしてしまいがちで「自分が入社することで何ができるのか」という視点が抜けてしまうので、会社としてもその人の特色が分からず採用につながりにくいんですよね。中途採用は就「社」ではなくて就「職」なんだと捉えるのがコツかなと思います。



藤井:未経験転職だとキャリアアップは一般的に難しいと思いますが、みなさんは転職の際にキャリアアップに関してどう捉えていましたか?



加藤:僕は結果的に年収はアップしましたが役職は上がっていないですね。業界が違えば平均年収も変わるので、年収という観点で言えば未経験職種でもアップ可能だと思います。



高嶋:キャリアアップをしたかったら営業を続けていますね。悩んだのはまさに営業職で年収やポジションが上がるオファーを受けたタイミングで、オファーを承諾したらもうキャリアチェンジには挑戦できないなと思い、断りました。転職活動をしているときはとにかく実績が欲しかったので、月10万でもいいから稼げればいいやと思って仕事を探していました。最終的には、営業職を辞めたときと変わらない年収で内定をいただきました。



安立:キャリアアップという言葉だけでは判断が難しいですが、入社時での年収・役職アップは考えていなかったので、むしろ未経験で入れていただくくらいの気持ちでいました。年収に関してはは加藤さんも言っていた通り、業界を変えればアップ可能だと思います。



加藤:業界も職種も未経験だとキャリアアップは難しいと思うので、職種を変えるにしても同じ業界で転職するという選び方もありますね。




Q4. 営業を経験しておいてよかったことは?



高嶋:営業職はすべての社会人スキルの基礎になると思います。私が転職したリクルートコミュニケーションズも営業経験がある人を募集していて、営業もできて制作もできる人を募集していたので営業経験が役に立ちましたね。また、実際に自分が何か作りたいと思ってもクライアントから受注しないと作れません。営業できなければ営業がとってきた仕事をやるだけになってしまいますが、営業ができると自分で仕事を増やせるようになります。制作ディレクターでも完全に営業任せにするのではなく、自分でできるスキルがあるとプラスになると思います。また、営業の気持ちがすごくわかるので、ディレクター一筋の人よりも密に連携できる点は営業を経験していて良かった点だと思います。また、リクルートコミュニケーションズは広告会社なので、数字を見て成果を追い求める営業をやってきたからこそ重宝される面もありました。



安立:営業で経験したクレーム対応で得た度胸は新人のときに身につけておいて本当に良かったですね。今でも思い出すくらい忘れられないクレームもあり当時は大変でしたが、立ち回り方やどうリカバリーすべきかなど、学べるところもありました。また、人事は数字で評価しにくい面もあるんですが、自分で目標を考えてそこから逆算してなるべく定量評価をするという癖は営業を経験したからこそ身についたと思います。あと、人事は他社事例を知っておくことが結構大事な部分もあるので、転職エージェントの営業としてさまざまな会社の状況を知ることができた経験は今でも活きていると思います。



加藤:僕の場合はマーケターとしてだけでなく、全てにおいて営業経験が役立っている思います。たくさんのクライアントと会い、ニーズを理解し、自分の商品の強みを理解してパッケージにして提案するという点では、手法が違うだけで営業もマーケも共通なんです。あと、クレーム対応は僕も活きました(笑)。マクロミルでは誰も売ったことがない新しいデータをクライアントに提供する部署にいて、結果が出なかったりデータが破損していることが日常茶飯事だったので、いかに動揺せずに対応するかという度胸はついたと思います。



藤井:現在複数社で働いていらっしゃると思いますが、その点でも営業経験は活きていますか?



加藤:「自分を営業する」という点ですごく活きていますね。転職のときと同じく複業プラットフォームすべてに登録して、マーケターとして求められているニーズを汲み取り、自己紹介に反映してアプローチする作業はまさに営業です。



藤井:なるほど、みなさんさまざまな未経験職種に転職されていますが、営業経験はいろんな場面で活きているんですね。ありがとうございました!

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ゲストのお三方には、営業からキャリアチェンジした転職談や転職後の実情をご紹介いただきました。


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◆安立 沙耶佳さんのプロフィールを見る


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