Creedorプロフィール


1994年生まれ。クラウドソーシングサービスを提供するIT企業でUXデザイナーを務める。


右脳と左脳の行き来が心地よい

UXデザイナーとはどんなお仕事なんでしょうか。


簡単に言うと、あるプロダクトやサービスを通じてユーザーに得てほしい幸せを定義し、その幸せをどのように実現するのかを考える仕事です。その過程で、ユーザーにインタビューしたり、具体的な機能に落とし込んだりする業務があります。


ただ、僕は今、前例のない新規事業を担当しているので、実際にやっていることはさらに多岐に渡ります。カスタマーサポートから機能の要件定義、開発スケジュールのマネジメントに至るまで、プロダクトオーナーのような立場で携わっています。


新規事業チームの面白いところは、なんといっても全員が職種の隔たりなく総力戦で取り組んでいる点です。ビジネス担当、テクノロジー担当、クリエイティブ担当が完全に溶け合い、互いの領域に良い意味で突っ込み合いながらプロジェクトを前に進められていることにやりがいを感じます。

もともとUXデザインに関心があったのでしょうか?


UXデザインという分野に関心があったというよりも、学生時代に僕が取り組んでいたことが結果的にUXデザイナーという職種に近かったというイメージです。


大学時代に所属した学生団体では代表を務め、日頃の活動や合宿を通じて団体のメンバーに何を伝え、何を感じてもらい、どんな成長機会を提供するかを毎日のように考えていました。人の感情やモチベーションの導線を設計するのが好きだったんです。


弊社採用時にそんな話をしたら、UXデザイナーという職種を勧められて。新卒でありながら、弊社初のUXデザイナーになりました。以来、ユーザーリサーチの立ち上げや手法の
社内浸透を推進しましたが、実際にやってみると本当に楽しかったですね。僕の強みと合っている気がして、どんどんのめりこんでいきました。


UXデザイナーに求められる重要な資質の1つに、右脳と左脳のバランス感覚があると思っています。ユーザーに右脳で共感する一方、実際にプロダクトに落とし込む際には左脳を使った論理的思考が求められます。どうやら僕はその行き来が苦にならないみたいで、むしろすごく心地いい。


思えば、幼い頃から飲食店で隣にいる人の話を聞いたり、人を観察したりするのが好きでした。「事件を解決するのに必要なのは、観察力・推理力・知識だ」と言ったのはシャーロック=ホームズですが、UXデザイナーもそれと同じだと思っています。

人は誰しも、自分の人生に対してアーティストであるべき

お話されている様子からも、楽しさが伝わってきます。いまの会社を選んだのはなぜですか?


会社のビジョンに共感したためです。弊社は「働く」というドメインで事業を展開しています。一人ひとりの働く時間をもっと豊かにし、自分らしい価値観で働ける世の中にしていきたいと思い、入社を決めました。


本当の意味で、自分の意思で人生を選択している人は案外多くないように思います。周りもそうしているから、無難だからといった理由で、どの道に進むかではなく、予め用意された道をいかに早く進むかしか考えられていない。それはすごくもったいないことです。人は誰しも、自分の人生に対してアーティストであるべきではないかという仮説を抱いています。「誰がなんと言おうと、自分はこうだ」という軸のようなもの。一人ひとりがそんな軸を持ち、かつその軸に対して正直に生きたときに、特に働くという領域において十分な選択肢がある世の中にしたいなと考えています。


最近は、複業解禁の動きに注目しています。長い間日本では、1社で働くことが当たり前で、それ以外の選択肢なんて多くの人は検討すらできなかったと思うんです。1人がn個の仕事を持つという新たな手段が増えることはつまり、選択の自由度が高まるということです。複業を世の中に浸透させることで、「1つの会社で働く」という当たり前を崩し、その上で一人ひとりが自分にとってベストな働き方、引いては生き方を見つめ直すきっかけを生み出したいと思っています。

今後3〜5年で取り組んでいきたいことを教えてください。


まずは当然、今取り組んでいる新規事業をきちんと開花させたいです。世の中の働き方を変えていくという点で、弊社は大きな影響力を持っていると自負しています。働くという領域における課題も、どんどん移り変わっていくものです。そのような変化を捉え、この会社だからこそ世の中に届けられる価値を引き続き模索したいですね。