Creedorプロフィール


1993年生まれ。トヨタ自動車を経て、研究者の可能性を最大化するプラットフォームを運営するスタートアップ企業に参画。


この機会を無駄にしたら、一生後悔すると思った

現在のお仕事内容について教えてください。


弊社で運営している理系の博士・修士学生に特化したスカウト型就活サービスのグロースハックやマーケティングを担当しています。学生ユーザーの登録数を増加させ、さらに会員登録してからのサービス上の体験を改善し、学生と企業とのマッチングを増やす施策を立案・実行する仕事です。僕は弊社の4人目のメンバーなんですが、今や社員数は約50名。アルバイトやインターンは100人ほどに成長しました。拡大する組織の文化を作るために、コーポレートバリューの策定や浸透施策の実行にも関わっています。

新卒でトヨタ自動車に入社されてから9ヶ月で今の会社にジョインされていますね。


はい。トヨタでは半年間の研修の後、経営企画の部署に配属されました。学生時代から、グローバルな環境でマネジメントの立場に就きたいと思っていたので、日本一のグローバル企業であるトヨタに惹かれて入社しました。「テクノロジーを使って世界を変えていく」という本気の姿勢に共感したのも入社理由の1つです。


でも、結果的に入社してから9ヶ月で退職することになります。もともと弊社の創業メンバーは学生時代からの友人で、実はトヨタ入社前から「一緒にやろう」と声をかけてもらっていたんです。一方、トヨタにはすごく惹かれていましたし、内定も持っていたので一旦はトヨタに入ることにしました。


トヨタに入社してからも、弊社のメンバーに会ったり、合宿に参加したりと、関わりは続けていたんです。それから秋になって、弊社の事業を本腰を入れて伸ばすタイミングで再び本格的に声をかけてもらいました。


トヨタでの仕事には満足していたつもりでした。でも同時に「弊社の素晴らしいメンバーと一緒に挑戦できる機会はこの先ない。無駄にしたら、絶対に後悔する。」そう思ったんです。今この瞬間、どんな選択をするかこそがその人の人柄を表す。そう考えたときに、僕はこのメンバーと共にチャレンジがしたいとはっきりと思いました。トヨタで働き続けても、きっといい人生を送れたとは思います。何しろ、周りの先輩を見れば5年後の自分の姿が簡単にイメージできます。どんな車に乗って、どんな家に住んで、どんな家庭を築くのか。でも、目の前に2つの道があったときに、僕は1年後の姿すら想像できないようなキャリアを選ぼうと思いました。誘いを受けたのが12月13日。翌日には上司に辞意を伝え、2週間で退職手続きを済ませ、豊田市から東京へ移り住み、年始には弊社のオフィスで仕事に取り掛かっていました。

「現在の会社のメンバーと一緒にチャレンジしたいと思った」以外に惹かれた点はありますか?


2つあります。1つは「未来を加速する(Accelerate the Future.)」という弊社のミッションです。実は、所属していた学生団体で僕自身が掲げたテーマがまさに「Accelerate the Future」だったんです。偶然の一致だったんですが、運命的なものを感じましたね。目指したい方向が合っているんだなと確信しました。


もう1つは「テクノロジーを使って世界を変えていきたい」という価値観を共有していた点です。トヨタ時代からずっと思い続けています。弊社は、まさにテクノロジーを使って、それまで閉ざされていた理系の研究の世界をオープンにすることを目指しています。自動車とIT。まったく異なるフィールドですが、根底にあるものは同じだと思いました。

人の可能性の最大化を阻害する障壁を排除したい

「テクノロジーを使って世界を変えていく」というのがMさんのキーワードなんですね。


はい。テクノロジーへの関心が強くなったきっかけは、学生時代に参加したベトナムでのインターン経験です。ソフトウェアのオフショア開発企業でプロジェクトマネージャーを務めました。


ただ「世界を変えていく」といっても「絶対にこういう社会を作らないと死ねない」というような何かがあるわけではありません。実現したいのは、みんながイキイキと働いて、おのおのの可能性が最大化されること。世の中には、それが阻害される要因がたくさんあると思っていて、テクノロジーを使ってその障壁を排除していきたいと思っています。何かをやりたいと思っている人が、ブレーキをかけることなく突き進めるようにしたいです。


理系の研究領域だと、障壁が顕著にあります。自分の研究分野とまったく関係ない研究室に配属されるリスクとか、いろいろな雑務で研究に時間が割けないとか。弊社のサービスを通じて、彼らの可能性を最大限に引き出すことに今はやりがいを感じています。


可能性を最大化したいという想いは、弊社の社員に対しても当然向いています。チームとしての成果を上げるため、チームメンバーを常にリスペクトし、1人1人が付加価値を最大限発揮できる環境を作ることを意識しています。そんな想いは現在では「Growing Together」という会社のバリューとして全社で共有される価値観になりました。

今後2~3年でどのようなことに取り組んでいきたいですか?


まずは理系の研究領域の障壁を排除することに全力を注ぎたいと思っています。研究者が自分の研究に打ち込める環境を作ることで、革新的な技術や事業が生まれ、世界にイノベーションをもたらすことに貢献できると思うんです。


一方で、この領域以外にも障壁は限りなくあります。長期的にはさらに視野を広げて、自分の可能性を最大限発揮したいと思いながらも、それができていない人の制約を取り除きたいと思っています。