CREEDOなるにはトークとは?


「〇〇になるには?」をキーワードに、なりたいキャリアを実現した方のリアルな経験談を聞くことができる定期イベントです。働き方が多様になり、キャリアの選択肢も増えている今の時代。しかし、未経験職種や新しいワークスタイルへの転身をかなえる方法はまだまだ不透明です。「自分らしいキャリアを求めて挑戦する人を応援したい!」 そんな思いから、CREEDOなるにはトークは始まりました。あなたの気になる「〇〇になるには?」をYouTube Liveで毎週お届けします!


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#2のテーマは「未経験から転職でITエンジニアになるには?」。

システムエンジニアやプログラマ、サーバーエンジニアなど、需要が増え続けている「ITエンジニア」のお仕事。
専門的な知識やスキルが必要とされるため、「異職種からの転職は難しいのでは?」と感じる方も多いかもしれません。
しかし、未経験でもITエンジニアに転職するチャンスはあります!

このイベントでは、異職種からITエンジニアへの転職に詳しいゲスト3名をお迎えし、転職のコツやリアルな転職談をご紹介しました!


ゲスト プロフィール






  • 福場 凜太郎


    大学3年次に学生起業をした後、IT系のスタートアップで役員を務める。
    1度就活をするも納得のいく企業が見つからず、大学院に通いながら、2019年11月に株式会社estraを創業。
    現在は、コーチングを用いたプログラミング学習サポートを行うサービス「COACHTECH」を提供する。







  • 牧野 友里菜


    異業種からのITエンジニア転職経験者。
    新卒で大手人材会社に入社し、中途の人材紹介部門の営業として2年4ヶ月勤務。
    退職後、プログラミングスクールに通い、SES事業をメインに行っている会社にエンジニアとして転職。
    バックエンド中心に、1年4ヶ月で自社開発と3つの現場を経験する。
    2020年4月にキャンピングカー・バンのスタートアップCarstayに転職し、フロントエンドエンジニアを務める。







  • 北爪 聖也


    異業種からのITエンジニア転職経験者。
    宇都宮大学を卒業後、広告代理店のADKに入社し、営業と様々なメディアの広告運用を担当。
    3年間勤めた後、マーケティングとエンジニアリングの境界が溶けていくのを実感し、Pythonエンジニアに転向。
    DATUM STUDIO株式会社にてデータサイエンティストを務める。
    2018年5月でDATUM STUDIOを退職し、データサイエンス受託事業を行う株式会社piponを創業。





モデレーター プロフィール






  • 藤井 蓮


    社会人でもOB訪問できるキャリアシェアサービス『CREEDO (クリード) 』を運営する株式会社ブルーブレイズ取締役。新卒で株式会社メンバーズに入社しECサイトの構築・運用やSNS運用のWebディレクターを経験。フルタイムで勤めながら副業でブルーブレイズを共同創業し、現在はCREEDOのサービスデザイナー等を務める。








この4人で、パネルディスカッションをお送りしました!




Q1. 未経験からエンジニアに転職する前にやっておくべきことは?


福場:僕は3つあると思います。まず1つは、ポートフォリオを作ること。自分が制作したWebサイトやアプリを掲載したポートフォリオを作っておくと、希望の就職先に自分の技術レベルを伝えやすいからです。 2つ目はテストコードを作ること。テストコードとは、制作したプログラムが想定通りの動きをするか確認するためのプログラムのことです。それを記述できていることで、エンジニアとしての能力を示すことができます。そして3つ目は技術トレンドを学習すること。最新の技術をキャッチアップしているかどうかは、エンジニアの力量が判断される重要な要素なので、未経験でも情報収集をしておくと良いですね。


藤井:ポートフォリオは、たとえばどういったサービスで作れば良いでしょうか?


福場:GitHubというソフトウェア開発のプラットフォームサービスで管理しておくのがおすすめです。ちなみに、ポートフォリオにはプログラミングスクールの授業などで制作した成果物を入れてもOKです。


藤井:牧野さんは、実際に転職前にどんなことをしていましたか?


牧野:手っ取り早くエンジニアになりたかったので、まずプログラミングスクールに通いました。チームでWebサービスをつくる授業があって、その成果物をポートフォリオにまとめて転職活動で使っていました。プログラミングスクールは、オンラインで授業を受けられるタイプと会場に集まって授業を受けるタイプがあるんですが、私は短期集中で学びたかったので会場に集まるタイプを選びました。プログラミングスクールの授業を修了することで短期集中で技術を習得する力があることの証明にもなったので、通ってよかったなと思っています。


藤井:プログラミングスクールはただプログラミングを学ぶだけではなくて、チームでプロジェクトを進める経験も得られるんですね。


牧野:はい。また、プログラミングスクールに通ったことは、結果的に「本気でエンジニアになりたいんだ」という意志を志望企業に伝える後ろ盾にもなりました。そのときはプログラミングを学ぶのに精一杯でしたが、振り返ってみると異業種から転職した方に話を聞くのは面接対策としてやっておけばよかったなと思います。


藤井:まさに、このなるにはトークのように経験者のお話を聞いておけば良かったなということですね。北爪さんはどんな準備をして転職に臨みましたか?


北爪:志望先の企業がデータサイエンスに関する技術書を出していたので、それを読みましたね。できるだけ現場に早く出て、やらざるをえない環境に身を置いた方が手っ取り早いと思ったので、それ以外には特に対策しませんでした。本を読んでみるとかなり難しい内容で、「わからない」ということだけはわかりました(笑)。ただ、とても機械学習を学びたかったのでそのまま転職に踏み切りました。




Q2.どんな方法で転職した?


牧野:転職活動では、プログラミングスクールから紹介された企業を中心に受けていました。ただ、最終的に転職した会社は自分で見つけたところです。エンジニア用のTwitterアカウントを作って情報収集をしていく中で、良いなと思った企業にビジネスSNSのWantedly経由で応募しました。転職先選びの決め手は、エンジニアとしてステップアップできそうな環境だったことです。未経験エンジニアを積極採用していたわけではなかったですが、タイミングが良かったこともあって受け入れてもらえました。


北爪:僕も同じくWantedlyで見つけましたね。サイト内で「データサイエンティスト」と検索して出てきた2社にアプローチしました。転職エージェント経由だと、採用した人材の年収の約30%を企業が手数料として支払う必要があるので、そのコストをかけないほうが企業にとっては良いのではと思い、転職エージェントを使わずWantedly経由で直接応募しました。


藤井:データサイエンティストと聞くと未経験転職のハードルが高そうなイメージがありますが、北爪さんはなぜ転職に成功できたんでしょうか?


北爪:転職先に選んだのがたまたま急成長中のベンチャー企業で、とにかく人手がほしいという状況だったんです。とりあえず雇ってみて、どれくらい能力があるのか見てみようというスタンスだったので、運良く入社できました。




Q3.異業種からITエンジニアになる強みは?転職活動で何をアピールポイントにした?


牧野:ビジネス視点を持っていること、コミュニケーション力があるところだと思います。エンジニアといえども他のメンバーとチームになり、協力しながらプロジェクトを進めていく必要があるので、面接などでは営業の経験があって複数の人とチームで仕事をしていたことをアピールしていました。あとは、ビジネスの視点からプロダクト作りを考えられるということを伝えるために、「前職で感じていた課題をエンジニアになることでこういうふうに解決したいんです」ということも話しましたね。


北爪:僕は転職するまでデータサイエンティストとしての実務経験はなかったんですが、前職の広告代理店でデータ解析のような仕事にはいくつか携わっていたので、その点をアピールしました。会社としてはとにかく人手がほしいという状況だったので、実務経験がないことはあまり指摘されなかったですね。まずは契約社員として入社し、3ヶ月の試用期間を通して、現場のデータサインティストを手伝いながら学んでいきました。


福場:やっぱり営業やディレクターといったビジネス側とコミュニケーションをスムーズにとれるのは、異業種から転職された方の強みになると思います。特に小さい企業だと、サービスが開発途上の場合が多いので、サービスをどんどん改善していくためにビジネス側とコミュニケーションできる点は重要視されますね。




Q4.実際にエンジニアをやってみてイメージとのギャップは?


北爪:データサイエンスの本を読んでも内容が理解できなかったので、難しい仕事なんだろうなというイメージを持っていました。しかし今はPythonのパッケージがどんどん進化していっているので、昔だったらコードが10行必要だったプログラムでも、パッケージを使えば1行でできたりもするんですね。難しいことでもどんどん簡単にできるようになっていっている点は、現場に入ってみて気づいたポイントでした。また、データサイエンティストになってとにかく驚いたのは、処理しなければいけない情報量の多さです。新しいパッケージや技術がどんどん出てくるので、その概要をさっと理解してすぐに使える必要があり、最初はキャッチアップが大変でした。広告代理店で営業をやっていたときと比べて、点在している情報をまとめて必要なものを抽出する力がさらに身につきましたね。


牧野:転職前は「一人でもくもくと開発していそうだな」というイメージだったんですが、思った以上にチームで進める仕事だった点はギャップでした。現在は社員が5人ということもあり、チームで密に連携をとり、すり合わせながら進めていくような環境です。営業のときは自分の目標さえ達成できれば良しとされていましたが、エンジニアになってからは職種の違うメンバーに「いつまでに何ができるか」をわかりやすく伝えなければいけないという点でコミュニケーション力がすごく大事なんだなと実感しましたね。プログラミング自体は難しいですが、難しいからこそ楽しいです!実際に自分で経験してみて、すごいエンジニアの方々でも日々地道に勉強しているんだなというのは新しい発見でしたね。




Q5.参加者のみなさんからの自由質問


藤井:いくつか参加者のみなさんから質問が来ているので、ゲストのお三方にご回答いただこうと思います!


Q5-1. エンジニアに実際なってみて、予想以上に苦労した点は?


北爪:やっぱり、技術習得のスピードについていくのに最初は苦労しました。しかし、僕の場合は前職の営業がそれほど向いてなかったので、全体的に見るとエンジニアになってからの方が全然苦労してないなと思いますね。


Q5-2. どんな人がエンジニアに向いている?


福場:向いている人の特徴は2つあるかなと思います。1つ目は、細やかさを持っていること。たった1行でもコードを間違えているとプログラムは動かないので、繊細な視点でチェックできることが大事です。2つ目は、ひたすら努力し続けられることですね。エンジニアは永遠に勉強しなければいけないと言われているくらい情報のキャッチアップが必要な仕事なので、勉強が苦にならない人は向いていると思います。


北爪:数学が好きな人は向いているんじゃないでしょうか。数学を解くプロセスや思考力はまさにプログラミングでも使う部分なので、得意でなかったとしても、数学の問題が好きな人はエンジニアの仕事も楽しくできると思います。


牧野:福場さんが言っていたように新しいことを常に学び続けなければいけないので、勉強に楽しんで取り組める人、エラーがでても根気強く向き合っていける人は向いているんじゃないでしょうか。


Q5-3. 学ぶ言語はどんな観点で選べば良いか?


福場:現場で使われている言語を学ぶのがおすすめですね。たとえばフロントエンドの言語であれば、もともとはjQueryが主流でしたが、最近はVue.jsやReact.jsがよく使用されているので、その2つをまず習得するのがおすすめです。サーバーサイドで言うと、Rubyは学びやすいですが、どちらかといえばPHPのほうが多くの現場で使わています。気になった企業の求人を見るとどんな言語を使える必要があるかが書いてあるので、参考にしてみるのが良いかなと思います。


牧野:私も就職のことを見越して言語を選びました。いまのスクールはRubyかJavaをメインにしているところが多いですが、私はWebサービスの開発に携わりたかったのでRubyのスクールを選んで通いました。ただ、結局Rubyを使っていたのは就職後3ヶ月くらいだったので、学んだからといって実際に入った現場でその言語を使うとも限りません。ひとつの言語を学べば他の言語の学習にも応用できることもあるので、いろいろな言語を一気に学んだり、学ぶ言語をころころ変えるよりも、とりあえずひとつをしっかり学ぶのが重要かなと思います。


藤井:みなさん今はどのように情報収集や勉強をしていますか?


北爪:Twitterでエンジニア系インフルエンサーの方々をフォローして、発信している内容を見ていますね。あとはプログラマの技術情報共有サービスであるQiitaで、気になった記事やトレンド記事を逐一チェックしています。


牧野:私もWeb記事から情報収集したり、しっかり学びたいものに関しては本を購入して読んだりしています。初心者の方は、言語に関してだけでなくインターネットやコンピュータの基礎も学んでおくとより理解が深まると思います。


福場:僕もQiitaやGitHubなど、Webで探すことが多いですね。インターネットの基礎を学べる本でいうと、『Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST』(技術評論社)はおすすめです!ネットワークであったりサーバーがどう言う仕組みなのか学んでおくと、プログラミングの学習スピードも上がると思います。


北爪:初心者向けではないかもしれませんが、『データサイエンティスト養成読本 [プロになるためのデータ分析力が身につく! ]』(技術評論社)はおすすめです。一度理解できなくてもとりあえず読んでみて、現場に出てから読み返すと「あ、こういうことだったんだ」と理解の助けになるような本ですね。独学で学ぶなら、Kaggleというデータサイエンスのコンペティションサイトがあるので、そこで実際に予測モデルを作っているコードを見て勉強するのも良いと思います。

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ゲストのお三方には、未経験からの転職でITエンジニアになりたい方の参考になるさまざまな実例をご紹介いただきました。


今回のゲストには、CREEDOで直接お話を聞くことができます。さらに詳しい内容を質問してみたい方はぜひこちらからプロフィールをご覧ください👇


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